本日のダイアリー担当は、経営企画部の小林寛生です。
5月29日、日本時間早朝午前3時45分、サッカーファンなら誰もが1年間待ち遠しくしているチャンピオンズリーグの決勝がありました。
チャンピオンズリーグとは、ヨーロッパの54カ国を対象にした毎年行われるサッカーの大会であり、その年のヨーロッパのベストチームを決める大会であります。
チャンピオンズリーグに出場する権利を得るためには、その前年の各国におけるリーグ戦での成績が良くなければいけません。
ですので、チャンピオンズリーグには各国の強豪クラブたちが募ります。
また、リーグ戦とは違い予選以降はトーナメント方式で行われますので、リーグ戦とはまた違った雰囲気で試合を楽しむことができます。
4年に1度しか行われないW杯はもちろん、国のプライドをかけた世界最大級のサッカー祭りなのですが、各国代表チームは一緒にトレーニングをして試合に準備する期間が短いので、チームとしての完成度は実はあまり高くなかったりします。
その一方、チャンピオンズリーグに出場するようなチームには各国のベストプレーヤーが集まっており、しかも凄腕監督が1年かけて作り上げてきたチーム同士がぶつかり合いますので、実質世界最高峰のサッカーが行われる大会なのです。
そんな大会の決勝が先週日曜日に行われました。
毎年、チャンピオンズリーグの決勝の舞台は大会開催前に決まっています。
今年は本田選手が所属するACミラン、そして長友選手が所属するインテルのホームスタジアムである、サン・シーロで決勝が行われました。
今年の決勝の顔ぶれは、2年前と全く同じ、レアル・マドリード vs アトレティコ・マドリードとなりました。
2年前は延長戦まで試合はもつれ、結局4-1でレアル・マドリードが勝利しています。
果たして今年はどうなるか…?
2年前と比べ、レアル・マドリードはあのジダンが監督になり、中盤にドイツ代表のクロース選手が入り、そしてチームキャプテンであったGKスペイン代表のカシージャスが抜けコスタリカ代表のGKケイラー・ナバス選手に変わった以外は大きな変化はありません。
ベール選手、ベンゼマ選手、クリスティアーノ・ロナウド選手の3トップからなるBBCは今年も健在です。
それに比べ、アトレティコ・マドリードは DFゴディン選手、サイドバックの2人、MFコケ選手、MFガビ選手というチームの中心選手が残っている一方、FWの2人を始めチームの顔ぶれが変わっており、パワーアップしています。
さて、試合は前半早々、セルヒオ・ラモス選手のゴールで先制したレアル・マドリードがアトレティコ・マドリードの伝家の宝刀であるカウンター攻撃を封じるために引いて守るという、普段は見られない試合展開になりました。
決勝の舞台で華麗にボール回しをすることにこだわらず、敵のサッカーをさせないために引いて守る、というあくまでも勝利を優先した戦術をとり、また普段はディフェンスなどそっちのけのクリスティアーノ・ロナウド選手にディフェンスのためにピッチ上を走らせる、そんなことを軽くやってのけるためのサッカーインテリジェンスとカリスマ性を持っているジダン監督、さすがです。
しかしジダン監督、後半守りに入り交代枠を3つ使い切ってしまったあとに同点弾を許し、そこからは防戦一方になってしまいます。
結局、延長戦まで交代枠を2つ取っておいたアトレティコ・マドリード優勢に試合は進むものの、延長でも決着がつかず試合はPK戦に。
先行のレアル・マドリードは最初の4人が全員決めた後に、アトレティコ・マドリードの4人目、この日同点弾をアシストしたDFフアンフラン選手がPK失敗。
そして次を決めたらチャンピオンズリーグ優勝という場面で出てきたレアル・マドリード5人目の選手は、やはり持ってましたこの男、クリスティアーノ・ロナウド選手。
PKを見事決め、今年のチャンピオンズリーグは2季ぶりにレアル・マドリードが優勝という形で幕をしめました!
さて、長々とチャンピオンズリーグ決勝のレポートを書いてしまいましたが、藤枝MYFCもいずれチャンピオンズリーグのような雰囲気の中でサッカーができるといいですね。
いや、その熱気、雰囲気を私たちは実現します!
そのためにクラブをよりよいクラブになるために毎日切磋琢磨するのはもちろんのこと、クラブの域を超えてまずはホームタウンである志太・榛原地域、そして静岡県、日本全国、そしてさらにはアジアを影響していくようなクラブに私たちはなれるように、今後も頑張っていきます。
まだ創業して7年目の藤枝MYFC、これからも急ピッチで成長を続けていきますので応援よろしくお願いします!
Let’s Go MYFC!