〜総務運営部伊藤早紀 ブラジル訪問記 Vol.1〜

2016/09/07

8月21日から9月1日にかけて、藤枝MYFC総務部の伊藤早紀がブラジルのベロオリゾンテという州都を訪問してきました。
早紀さんのブラジル行きが決まったのは、なんと前日の8月20日。
一体全体、なぜ藤枝MYFCの社員がブラジルに行くことになったのか?
ブラジルの地で何を見て、何を感じ、何を学んで来たのか?
そして、早紀さんはどのような伝説をお土産として持って帰ってきたのか??
その全貌を、経営企画部の小林が今日から3日間に渡って紹介したいと思います!

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-08-15-41-43

– – さて、まずダイアリーの読者のほとんどは伊藤早紀さんのことを知らないと思いますので、軽く自己紹介お願いします。

はい、私は1994年生まれの22歳で、ここ静岡出身です。
今年関西大学を卒業したのち、新卒社員として藤枝MYFCに入社しました。
現在は総務部の社員として日々業務にあたっており、ホームゲームの日はいつも入場ゲートかグッズ販売のところにいる人です!(笑)

– – それでは、まず今回はなぜ突然ブラジルに行くことになったのでしょうか?

今回のブラジル訪問は、有限会社スリーライン様のブラジルサッカー留学プログラムの一環で実現しました。
スリーライン様はもともと大人のサッカースクール教室をメインのサービスとしており、
藤枝MYFCが今年から行っている超初心者のための大人サッカー教室にもスリーライン様から横林洋士さんが毎週コーチとして手伝いに来てくださっています。
その他に、子供を対象としたクルゼイロ・ジャポンサッカーキャンプの開催もしています。ブラジルにあるプロサッカーチームのクルゼイロEC(Cruzeiro Esporte Clube)のコーチを日本に招き、子供を対象にコーチングしてもらうというプログラムです。
そして、クルゼイロ・ジャポンサッカーキャンプで優秀だった子供たちをスリーライン様の全額負担で、今度は逆にクルゼイロECでのサッカー留学に連れていく、という事業も行っております。

今回のブラジルサッカー留学には中学生2人、小学生4人と帯同者2名を含めた合計8人が帯同する予定でしたが、日本出国直前に帯同者の1名が体調を崩されてしまいました。
そこで急遽1人代理の帯同者が必要になったところ、横林洋士さんがMYFCを頼りにしてくださいました。
MYFCにとっても、世界最高峰のクラブチームで学べる絶好の機会でしたので、たまたま都合のついた私が帯同させていただくことになったのです。
正直初めに打診を受けたときは、ポルトガル語はもちろん英語もままならない私に務まるのかという思いでしたが、今では行くことを決心して本当に良かったと思えています。

– – そうですか、ちゃっかりブラジルを最高に楽しんで来られたのですね!

はい! 非常に勉強になりとても良い思い出ができたので、スリーライン様には大変感謝しております。

– – ブラジルには何日間滞在したのですか?

現地滞在は8日間でしたが、片道はドバイ経由で30時間かかりましたので、実質は8月21日から9月1日にかけての11日間でした。


1

ドバイを経由してサンパウロ空港に着いた後は、そのままクルゼイロECのあるベロオリゾンテという街に国内線で飛びました。

2113

クルゼイロEC(Cruzerio Esporte Clube)はブラジル・ミナスジェライス州にあるプロサッカーチームで、プロリーグ1部にあたるカンピオナート・ブラジレイロ・セリアAに所属する20チームの内の1つです。過去に4回優勝を経験している名門で、地元のライバルチーム、アトレチコ・ミネイロとのダービー戦はスーペル・クラシコ・ミネイロとして親しまれています。本拠地スタジアムはミネイロンです。過去には鹿島アントラーズを指揮したことのあるオリベイラ監督が監督を務めたこともあるチームです。

– – クルゼイロでの8日間は、どのような生活リズムで過ごされましたか?

8日間、クルゼイロECのトレーニング施設であるToca da Raposa(通称Toca I)にある宿舎に泊めていただきました。
日によって違いはありましたが、基本は午前と午後に現地の子供達とトレーニングを行い、練習の合間には時間が許す限り様々な施設を訪問させていただきました。
驚いたのは、食事が1日に5回もあることです。朝、昼、15時、夕食、夜食の計5回、施設の食堂で提供していただく食事を摂りました。食事もトレーニングの一部であると強く感じました。

– – よく食べるのですね、クルゼイロの人たちは(笑) Toca da Raposaという施設は、どのような施設でしたか?

クルゼイロECはToca I(トカ・ウン)とToca II(トカ・ドイス)という2つのトレーニング施設を持ち合わせており、今回の8日間はToca Iでお世話になりました。
Toca Iは天然芝3面と人工芝1面を擁する施設で、グラウンド脇には子供たちの宿舎があります。

3
そして施設内には提携している地元の学校の分校があり、クルゼイロECの子供達は日々練習をしながら、施設内にある学校にそのまま通っています。

4
その他にも、食堂やコーチングスタッフ用の管理棟、サッカー関連道具を管理している倉庫などがあり、広大な敷地を存分に活かした、とても充実した環境が整っています。
また、Toca Iの施設は壁で囲まれていて、コーチングスタッフでさえ施設に入るためのパスを持ち歩いていないと入場を許してもらえないほど、24時間厳重な警備で守られています。
ですから、子供達ものびのびとサッカーに集中し毎日を過ごすことができるようです。
実際に、私たちも8日間危険にさらされることなく過ごすことができました。

Toca IがU13, 14, 15, 17, 20の5つのカテゴリーの拠点になっている一方、2002年に新設されたToca IIは主にトップチームのトレーニング施設になっており、リオ五輪のときはここをキャンプ地として利用した国もありました。

– – 日本ではあまり見られないような、とても壮大な施設のようですね。1日5食のブラジル料理はおいしくいただけましたか?(笑)

はい、食事はいつもだいたい同じ構成で、米、フェジョン(豆を煮込んだシチューのようなもの)、肉料理、副菜(パスタなど)、サラダ・果物の5種類からなります。
これをバイキング形式でいただけるようになっています。
サラダやパスタなどの副菜がこれほど充実しているのはブラジルでは珍しいことらしく、クルゼイロECが選手育成において食事に重きを置いている裏付けであるそうです。

5
クルゼイロECの食事に対するこだわりはとても強いものがあって、私もとても驚いたのが、初日に写真を撮るために片手にスマホを持って食堂に入ろうとしたところ、警備員に注意されてしまったことです。
聞いてみると、クラブの方針で食事中は携帯やイヤホンの使用は禁止されているとのこと。サッカー選手にとって食事も体を作る上で大事なトレーニングの一環として意識づけられており、トレーニング中はトレーニングに集中するのと一緒で、食事中は食事に集中すべき、という徹底ぶりでした。

– – 食事にまでそのような高い意識で臨んでいるところから、サッカーに対するクルゼイロECのプロフェッショナルぶりが伺えますね。

>> 明日のダイアリーでは【総務部伊藤早紀 ブラジル訪問記 Vol.2】をお届けします。明日はいよいよ、現地プレーヤーたちのトレーニング風景に迫ります!

この記事をシェアする