2022明治安田生命J3リーグ第18節

07 / 23 [SAT] 17:00
HOME
VS ギラヴァンツ北九州 藤枝総合運動公園サッカー場
2022 明治安田生命 J3リーグ 第18節
3
2 前半 0
1 後半 1
1
(4分)杉田 真彦
(7分)小笠原 佳祐
(73分)久保 藤次郎
得点者 (58分)前川 大河
(65分)押谷 祐樹
岩渕 良太
(65分)鈴木 惇
松村 航希
(79分)小笠原 佳祐
秋山 貴嗣
(84分)榎本 啓吾
河上 将平
交代 (66分)六平 光成
前田 紘基
(66分)藤川 虎太朗
藤谷 壮
(81分)池髙 暢希
平山 駿
(81分)中山 雄希
上形 洋介
警告・退場 (52分)乾 貴哉
Pos No. PLAYER Pos No. PLAYER
GK 35 内山 圭 先発 GK 32 加藤 有輝
DF 6 小笠原 佳祐 DF 4 河野 貴志
DF 2 川島 將 DF 23 藤原 広太朗
DF 3 鈴木 翔太 DF 25 池髙 暢希
MF 7 鈴木 惇 DF 28 乾 貴哉
MF 18 水野 泰輔 MF 6 西村 恭史
MF 24 久保 藤次郎 MF 7 佐藤 亮
MF 15 杉田 真彦 MF 8 六平 光成
MF 27 榎本 啓吾 MF 29 藤川 虎太朗
FW 10 押谷 祐樹 FW 13 前川 大河
FW 38 渡邉 りょう FW 18 中山 雄希
GK 40 名良橋 拓真 控え GK 1 吉丸 絢梓
DF 4 秋山 貴嗣 DF 20 長谷川 光基
MF 14 芝本 蓮 DF 44 藤谷 壮
MF 28 松村 航希 MF 24 前田 紘基
MF 33 河上 将平 MF 26 井野 文太
FW 8 岩渕 良太 FW 15 上形 洋介
FW 9 大石 治寿 FW 19 平山 駿
須藤 大輔 監督 天野 賢一

ハイライト

ギャラリー

試合後会見コメント

須藤大輔監督


●総括
北九州は相当調子が良いというのを分析の中でも感じており、特にボールを上手く運ぶという印象を持っていました。案の定 個の能力は高いですし、我々の届かないところでボールを回す作業は試合を通じて非常に上手かったなと思います。ただ我々もそういったところを出させないように準備してきました。特に前半のキックオフと同時に襲い掛かろうというところがうまくハマって。前回アウェイで対戦したときはすごく良い形をとりながらもなかなか点が入らず、後半最初に相手にビッグチャンスを与え それを乗り切って1-0で勝ったというのがありましたから、何が何でも前半のうちに決め切って勝とうという話をして入りました。そんな中 2点が入ったというところはすごく勇気を得られたなと思います。ただそこから3点目、何度も取れるチャンスがありながら相手の上手さで決定的な場面を与えてしまいました。そこは反省材料として次節鹿児島に向けて改善したいと思います。それでも守り切れた、苦しい中でも3点目を取りにいけたというところはすごく評価できますし、我々の「エンターテイメント」というところで言うと1点を守り切る戦いではなく3点目4点目を取りにいく戦いが着実に具現化できているのかなと思います。このまま突っ走って、まずは一区切りの鹿児島まで。鹿児島には5連勝で臨もうと選手とも共有していたので、それが現実になっているのは練習から100%でやっている選手を本当に褒めたいですし、選手が最後まで足を止めなかったのはサポーターの後押しがあったからだと思います。本当に全ての人で勝ち取った5連勝だと思います。

●良い立ち上がり
最近の試合を見ていると内容的には決して褒められる部分ではありませんでした。やはり我々の目指すところは内容も良く結果も手繰り寄せること。キックオフの15分は相手もインテンシティ高く来るので、そこは割り切りながらも相手をもっと見ようと。今週1週間ずっと練習を重ね、それを選手がプレーで表してくれたことが良い方向に行ったのかなと思います。松本、今治の敗戦というところがすごく悔しくて。その2試合は開始15分以内に失点し、自分たちのリズムでサッカーができなかった。だから入りで決定づけようとか、入りで少し割り切りながらまずは0-0で行こうとか、そういったところは共有できていました。圧がかけられたのは練習からやっているからです。この夏場を想定してシーズンインからキャンプ、本当に厳しい練習をしてきました。なかなかうまく行かない時もありましたが、その中でもブレずに練習を積み重ねてくれた選手たちがこの夏場にやっと結果を出しつつある。先ほどサポーターにも伝えましたが、それに満足することなく今も本当に厳しいトレーニングを積んでいます。この結果が出るのは秋。実りのある秋のために今もまだもがいているので、暑かろうが疲れていようが彼らは走り切ることができると思います。走りきる+エンターテイナーとしてのサッカーをもっと表現していきたいです。

●ピンチも1歩が出て守れていた
昨年や今年の最初の方もそうでしたが、際の部分で決め切れず、際の部分で決められていた。鹿児島、富山はそういったところで負けていたので、本当に悔しいことをあえて口に出しながら選手と共有してきました。最後の1歩、1mに満たないような50cmくらいの幅での守備、ボールを通す作業がようやく実を結んできたのかなと。全員がハードワークをするから自分たちのところにボールが落ちて来ますし、自分たちがハードワークをするからゴールネットを揺らせる。選手は1試合1試合の中での反省点や改善点を本当に素直に聞いてくれています。それを一つひとつ潰す作業、細かな作業を積み重ねて積み重ねて…ここに来て結果が出ていると言うのは、こうした気の遠くなるような作業がやっと実を結んでいるからかなと感じています。

6 小笠原佳祐選手


●試合を振り返って
ポンポンと2点入って、感覚的には岐阜戦に似ている感じでした。ハーフタイムにも監督から「岐阜戦のようにはなるな、ここで成長したところ」をと言う話があったので、2-0で気を引き締めたのですが1失点してしまい…ただ結果的に耐えて勝ったというのは岐阜戦からの成長が見えた試合だったのかなと思っています。

●得点シーン
アウェイではなく藤枝総合で得点できたというのも自分の中で意味があるなとは思いますが、チームが勝てれば良いので。結果的にその1点になれたのは嬉しかったです。練習から各自の持ち場に入って、ボールが来たら当てるだけと言う感じでやっていたので、良い感じでそらしてもらい上手く当てられたので周りに感謝したいです。

●あと1歩が出るようになった
DF陣の中でゴール方向にボールを飛ばさないというところは意識してやろうと共有しているので。僕の場合では松本戦では手に当たってしまって、意識付けとしてはその時からずっとやって来たことです。今日も1本当てられたので成果には繋がって来ていると感じます。

●クラブ記録5連勝
個人的には34分の1なのであまり深く考えないようにしていますが、以前いた熊本でも6連勝7連勝の記録があったりして、それでチームが勢いに乗ることはあると思うので これをどこまで伸ばせるかが勝負ですし、上も負けないので連勝を伸ばすと言うよりは上に食らいついていきたいと思います。

●好調の要因
監督が常々言っていることでは、シーズン立ち上げの時、冬の寒い時期からやっていることがだんだん実っていると。最近何かが変わったと言うよりは、続けて来たことが成果になっているのではないかと思います。

15 杉田真彦選手


●試合を振り返って
2点を取って3点目を取りにいきたい時間に取りきれなかったところは反省ですが、2-0という難しいゲームの中で逆転されない、もう1点をとる力が今のチームにはあるので、チームとしての強さはだんだん見えてきたのではないかと思います。前節の宮崎では少し入りが悪くて、やはり先制されて自分たちのペースに持っていけなかったので、今回はこうして気を引き締めてチーム全員で統一し、最初から点を取ることができたと思います。

●得点シーン
全然覚えていないんですよね…ただそれまでの流れが良くて、藤次郎が良いところまで行ってくれて。マイナスでフリーで待っていただけなので、藤次郎の点みたいなものです。本当に感謝したいですし、久しぶりにゴールを決められたので本当に嬉しかったです。その後も積極的に足を振れましたが、複数得点が藤枝の良さというか強さだと思うので、もっと点が欲しかったなと。前線にいる時はゴールという形で結果を残さないといけないですし、途中からいつもボランチになるので、その間の時間でもっと点を決めたいと思います。自分たちの前から行くスタイルで守備がハマったので、そこからのゴールでチームとしての形が出せたのは良かったです。

●ホーム通算200得点目
ラッキー‼︎って感じです。そういったメモリアルがあるのは全く知りませんでした。その得点もそうですし5連勝というのも正直全然意識していませんでしたが、今年確実にクラブの歴史が塗り替えられているというところで、監督も最初から「今年はクラブの歴史を塗り替えよう」と言っていたので、J2昇格に向けて良い兆候だと思います。

●好調の要因
チームの雰囲気ですね。かなり良い雰囲気で、悪い時もそれぞれ自分にベクトルを向けて個人がチームをどう盛り上げるかを考えて行動できています。試合中もそうですし、練習からそうした雰囲気が出ているので。悪い時に立て直す場所ができているというか、誰かが誰かを励ますということが今年はすごくできているので、そこが好調の要因かなと思います。

●J2昇格圏へ(暫定)勝ち点2差
上はもう負けないというか、自分たちの結果に注目しているだけなので。5連勝というのも今の勝ち点も意識はしていますが、しすぎるとガチガチになってしまうので、今日の監督の話にもありましたが、この緊張感を楽しむというか。1戦1戦を大切にしながら、それを楽しみながらできているイメージです。来週の鹿児島で一旦リーグが途切れますが、チームはそこまでを1つの前期として見てやっているので、そこまでは絶対に勝ちきろう!というチームの雰囲気はあります。というか決まりごとです。