2022明治安田生命J3リーグ第15節

07 / 02 [SAT] 17:00
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VS 愛媛FC 藤枝総合運動公園サッカー場
2022 明治安田生命 J3リーグ 第15節
2
2 前半 0
0 後半 0
0
(10分)横山 暁之
(16分)横山 暁之
得点者
(HT)榎本 啓吾
三木 直土
(70分)中井 崇仁
押谷 祐樹
(70分)横山 暁之
松村 航希
(85分)鈴木 惇
金浦 真樹
交代 (HT)小原 基樹
大澤 朋也
(HT)三原 秀真
栗山 直樹
(HT)進 昂平
茂木 駿佑
(62分)森下 怜哉
前野 貴徳
(75分)松田 力
佐々木 匠
(52分)水野 泰輔
(69分)川島 將
警告・退場 (13分)森下 怜哉
(17分)松田 力
Pos No. PLAYER Pos No. PLAYER
GK 35 内山 圭 先発 GK 1 徳重 健太
DF 6 小笠原 佳祐 DF 23 三原 秀真
DF 2 川島 將 DF 2 鈴木 大誠
DF 3 鈴木 翔太 DF 37 森下 怜哉
MF 7 鈴木 惇 DF 39 内田 健太
MF 18 水野 泰輔 MF 7 横谷 繁
MF 24 久保 藤次郎 MF 16 田中 裕人
MF 15 杉田 真彦 MF 11 近藤 貴司
MF 26 横山 暁之 MF 10 小原 基樹
MF 27 榎本 啓吾 FW 18 進 昂平
FW 20 中井 崇仁 FW 22 松田 力
GK 40 名良橋 拓真 控え GK 36 辻 周吾
DF 4 秋山 貴嗣 DF 4 栗山 直樹
MF 28 松村 航希 DF 5 前野 貴徳
MF 33 河上 将平 MF 6 佐々木 匠
MF 42 金浦 真樹 MF 17 茂木 駿佑
FW 10 押谷 祐樹 MF 20 矢田 旭
FW 19 三木 直土 FW 49 大澤 朋也
須藤 大輔 監督 石丸 清隆

ハイライト

ギャラリー

試合後会見コメント

須藤大輔監督


●総括
愛媛は直近2試合リーグ上位の相手に勝ってきているすごく良い相手ということで楽しみにしていました。ボールをしっかり繋いでくる攻撃的なチーム、個人も非常にクオリティの高い選手が揃っているので、そこはリスペクトはするけど受けに回らずにと選手に伝えました。僕の中で松本・今治の負けというのは脳裏に焼き付いていて、絶対あのようなインテンシティの低い試合で見ている人を残念がらせたくないという気持ちで前節、今節と臨みました。そんな中スリーセンターバックが非常にアクティブにインテンシティ強く戦えていて、その3枚がしっかりしていると全体的にも士気が上がるのかなとは前節に続いて感じました。ボール保持もしっかりできていましたし、公式記録を見てもシュートも打っていますし相手のシュートを打たせなかった。これはYS横浜と同様に良いデータが出たかなと。しっかり前半2点を沈めて我々のゲームをコントロールできた。
後半、一番伝えたのは「岐阜と同じようになるなよ」と。岐阜戦ではここから3-3になって4-3で何とか勝てた試合だった、2点差というのは一番難しいので、もう一回スイッチを入れようということで後半臨みました。2-0ということで受けに立つというか相手に握られる時間は長かったですが、その中でも途中から出場した選手も含めてチームのためにプレーするという姿が散見されて、見ていて清々しいというか選手の想い、一体感を感じました。
ただその中で何度か決定的な場面があったので、そこを決めきる力があるとさらに楽に試合が展開できるのかなというのはあります。それでも最後まで集中力を切らさずにディフェンスを0で終えられたということは本当に選手を称えたいなと思いますし、そういう空気感を作ってくれたサポーターにも感謝したいと思います。この勢いのまま突っ走って、夏を乗り越えて秋の実りを楽しみたいと思います。

●前の選手への指示
YS横浜戦は風の影響もあって裏返すようなプレーが少し多すぎたかなと思います。今回はキックオフと同時に少し裏返すようなプレーは多用しましたが、それによって相手のラインが下がるのでボランチの脇というかライン間で受けようという話はしました。最初4-4-2のような形で守っているので特にユニットでの動き、サイドをしっかり絞ってくる相手に対してはサイドチェンジが有効だよねという話をしていたので、サイドに振りながら中に差し込むようなボールはうまく入って行ったのかなと思います。クローズで完結できるシーンはすごく良いですが、できない時にもう一度サイドを振ったりというアイディアを持つともっと相手は守りにくくなるのかなとは感じました。ただ得点場面もそうですが、そこは選手がクローズで行けるというのであれば行って、その判断は尊重してもっともっとクオリティを上げていきたいと思います。

●相模原の印象、次節への意気込み
個々の能力が高いというのと、キレの良い選手が前線にいますから、そこをどう抑えていうか。抑えるには守備をするというより、攻撃をして相手にカウンターすらもさせないようなサッカーをしていきたい。保持率は65%以上を目指しながらもっともっと攻撃的に行きたいなと思います。

7 鈴木惇選手


●今治戦から修正できた部分
今治戦や松本戦では相手が前に取りにきたときや圧力をかけてきたときになかなか良い形が出せずにいたので、特に立ち上がりに圧力をかけてきたときには割り切って少しアバウトなボールでも相手陣地でサッカーをするように切り替えて、YS横浜戦からこうしたプレーが少しずつ相手の怖さにつながっていると思います。立ち上がりそうやってみんなで統一して前にパワーを使うことができていますがそれ一辺倒では相手も分かり易くなるので、そこから試合をどのようにコントロールするのかはまだまだ課題です。まず立ち上がりで勢いを持って前にプレーするというところは少しずつできてきているかなと思います。

●セカンドボールも拾えていた
セカンドボールが拾えない試合で連敗してしまったので、前節のYS横浜戦から意識的に負けないようにはしています。自分たちが意識して取れた部分もあるとは思いますが、まだまだ相手の緩さに助けられた部分もあったと思うので、そこは自分たち次第だと感じます。相手との戦いという部分もありますが、自分たちがどのように高めて行けるかなので、そこは次の試合もその次の試合も少しずつ自分たちで積み上げて行けたらと思います。

●攻撃的サッカー、連動性への手応え
長いボールも使うことで相手が少し守り方を絞れなくなってきている部分はあると思いますが、まだまだ自分たちの技術的なミスでチャンスを潰している場面も多いです。エンターテイメントを目指しているのであればやってはいけないミスが多すぎますし、今日は2-0で勝てましたが、自分たちが何を目指すのかはもっともっと考えなければいけないなと思います。シンプルに思ったところにボールが止まっていないし蹴れていない、そうしたミスによってカウンターを受けたりチャンスを潰している場面がたくさんあると感じます。そこを今日勝ったから良しとするのか、自分たちの中で目指すところはどこなのかを考えて次に向かっていくのかでは全然差が出てしまうと思うので。目指す方向性はもう監督が示しているので、あとは選手でどこまで質を高めていけるかだと思います。

20 中井崇仁選手


●自分のプレーを振り返って
監督にもまずは守備から入ってくれ、ハードワークしてくれというのは言われていたので、そこは入り意識するのと、まだ藤枝MYFCに加入してシュートが0本だったので、絶対に打ってゴールを決めてやろうという気持ちでした。アシストという形では貢献できましたがFWはゴールでしか見られないと思うので、次はその悔しさを晴らしたいと思います。

●横山選手との関係性
初めてこんなに長い時間組みましたが、連携部分は試合の時間を追うごとにどんどん良くなってきていると自分でも感じました。土井選手は背後のところに特長がありますが、自分は収めるところやユニット組んで崩していくところが特長なので、そこの良さは出せたのかなと思います。

●自分のプレーの特長
ゴールもそうですし、ペナルティエリアでのシュートアイディアであったり自分でシュートに持っていく力と収めるプレー、ポストプレーだったり中でユニットを組んでアイディアを出していくのは自分の特長です。ゴールを決めるためには味方との連携もありますし、そこは練習の中でどんどん会話しながら自分はこういうボールが欲しい、こういう選手だよというところを伝えながら擦り合わせていくことも大事だと思うので、自分がシュートを振るのもそうですがチームメイトとの会話も大事にしていきたいと思います。
大卒同期とは結構話すのですが、このチームを強くするためには自分たちがやらなきゃいけないよねと。久保選手はウイングバックで6得点、すごい刺激はもらいます。FWとして点は取らないといけないと思うので、必ず超えたいと思います。

●次節に向けて
チームとしては今日のようにハードワークすることが勝つ前提で一番大事になると思うので、そこは引き続き今日より良いものを出すというところと、個人としてはやっぱりゴール。アシストは付きましたが次の試合ではゴールを決めないと違う評価になってくると思うので、ゴールを決めて次につなげたいと思います。

26 横山暁之選手


●先制シーンを振り返って
崇仁が収めてくれたときに落としてもらってシュートというイメージはありましたが、1回トラップしたときに相手が詰めてきたので、もう一度交わしてシュートというイメージが上手く表現できたゴールでした。少し下がりながらだったので難しかったですが、上手く枠に持っていくということを意識して打ちました。

●2点目、前での連携
あのようにゴールの前へ入っていくというのは課題でした。最近は福島戦でマサくん(15杉田)がアシストしてくれたシーンもそうでしたが、あのようにペナルティエリアの中でゴールを決められるエリアを自分の中で分かってきたのがゴールに繋がっているので、その点では成長できているのかなと思います。
崇仁は前日からコミュニケーションを取ってきてくれていたのでやりやすかったです。それぞれがコンビネーションで足りないと思った部分はあると思いますし、個で優位性を作るというよりはコンビネーションで上手く剥がしていくところが特徴だと思うので、そこを意識してできた試合だったと思います。

●前での怖さを監督も評価
今シーズンが始まってからずっと怖さを出していくというのが課題だったので、上手いだけの選手ではなくもっと怖さを出していけるような選手になれるよう意識していきたいと思います。

●次節に向けて
個人としてはチームのためにできることがもっとあると思います。今日も途中で交代してしまって、そこからみんなが体を張って守ってくれていたので、もっと自分の役割を増やせるようにチームのためにできることを増やしていきたいと思います。