龍岡TDが選ぶ2014MYFCベストゴール5選

2014/12/26

どうも!久々の登場となるTD龍岡です。
今回は本年最後となるMYFCダイアリーという事で今年の総括的な話をしたいと思います。

まずチームは11位と大変悔しい成績で終わってしまいましたが
今年1年で選手とチームはプレー面、戦術面、メンタル面で確実な成長が見て取れました。
今年積んだ経験が必ずや来季以降の躍進の礎となると僕は確信しています。

それでは今日はこの時期のサッカー界ではある意味恒例企画となっているアレを見ながら
MYFCの1年を振り返っていきたいと思います。
題して・・・・

「龍岡TDが選ぶ2014年MYFCベストゴール5選」!!

あくまで僕の独断と偏見で今年のベストゴールを5つ選出させていただきました。
どれも素晴らしいゴールなので順位はつけれませんが、それぞれの試合を思い出しながら観ていただければ幸いです。

【第4節対長野パルセイロ 前半14分:大石治寿】

今季大爆発した大石治寿の口火を切ったアウェイ長野戦から。
「伝説の4ゴール」の内、特に2点目のゴールは彼の真骨頂であるワンタッチでゴールを奪う
良さが出た綺麗なボレーシュートが見事です。

ただもう一つ、TD的に見ていただきたいこのゴールの戦術的ポイントは
クロスに対しファーに流れた大石の前でニアに入って行ってDFを引きつけた佐藤将也の動きです。

当時ボランチで出場していた将也がゴール前でオトリになったのとアシストのクロスを送った
のがもう1人のボランチである丸本という、まさに「ボランチ2人がお膳立てした」ゴールと言えるでしょう。

先のW杯で優勝したドイツ代表も必ずゴール前にシュバインシュタイガーやクロースといった
ボランチが飛び込んでくるように現代サッカーのトレンドから言っても
「いかにボランチがゴール前に絡めるか」は重要な戦術的ポイントです。

MYFCの攻撃的な姿勢が大石の大爆発を影で支えていた訳ですね。

【第13節対YS横浜 前半49分:佐藤将也】

ロスタイムに生まれた劇的逆転弾ですね。
このゴールのポイントはFKが跳ね返されたこぼれ球から相手のカウンターチャンスになりそうなところを
見事1対1でボールを奪い、サイドを駆け上がる久富にパスを託した中津留のいぶし銀のプレーが光ってます。

ゴールを決めた佐藤将也も実はこの時間帯、両足をつりかけていた(本人談)そうなんですが
ゴール後に見せた渾身の大ジャンプを見る限り、このあと延長戦30分があってもまだ走れそうな勢いに見えるんですけどね・・・(笑)

【第19節対相模原SC 後半37分:枝本雄一郎】

見ていてスカッとする爽快なゴールですね。
枝本のシュート力が遺憾なく発揮されています。

ペナルティエリアの外からですがこのシュートスピードでこのコースに打たれたら例えJ1の
GKでも止めるのは難しかったと思いますよ。
ちょっとプレミアリーグを連想させるようなミドルでした。

【第20節対町田ゼルビア 後半3分:西山貴永】

続いてはMYFCが誇るプレースキッカー西山のFK弾です。

実はJ3っていうカテゴリーでFKから直接ゴールを叩き込める選手ってほとんどいないんですよ。
実際今季も直接FKからのゴールってリーグ全体でも2ケタいかないですから。

余談ですが西山は大のユベントスファンなのできっとピルロのFKを繰り返し見てイメトレしてたんでしょうね。
来季もきっと「NISHIYAMAゾーン」から美しい放物線を見せてくれるはずなのでFKにも注目して下さい!

【第2節対U-22 後半39分:谷尾隆博】

個人的に今季のベストゴールはホーム開幕戦で生まれたこのゴール!

ポイントはゴールに至るまでの流れと関わった人数ですね。
動画は残念ながら途中から始まっているのでざっとゴールまでの流れを再現すると
スローインから佐藤⇒奈良林⇒内田⇒沓掛⇒橋本⇒安藤⇒スルー2つ挟んで⇒満生⇒久富⇒佐藤⇒谷尾と
実に9人が流れの中で関わりながら9本のパスを紡いでいます。

まさに今季MYFCが掲げた「全員攻撃」が一つの形になったゴールと言えるのではないでしょうか。

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