ルクレMYFC 総力戦レポート!

2014/09/22

こんばんは!広報の隈元です
本日のダイアリーは昨日行われた、第36回全日本女子サッカー選手権大会静岡県決勝大会(皇后杯静岡県予選)決勝戦と静岡県中西部リーグ第5節のダブルヘッダーの様子をお届け致します。

写真はこの日の会場となった順心高校。

00.決勝戦の会場となった順心高校

写真の左側には順心高校の応援団。先輩たちを必死に応援していました。
「出場できない選手が出場選手を皆で応援する」当たり前のことかもしれませんが、競争意識が強すぎると忘れがちになってしまいます。 「他者を尊重する」これもスポーツマンシップの爽やかな一面ですね!

さてルクレMYFCはウォーミングアップを終え、10時からの試合に備えます。
石田祐樹コーチも加わり、円陣を組んで気合をいれます!

01(2).試合前、円陣を組む選手達

試合前の集合写真です!

02(2).順心戦に臨む選手達

LINE用はこんな感じです。

02(1)

緊張する決勝戦の前ですが、ルクレMYFCは決して明るさを忘れません!

試合は序盤から順心高校の攻勢を受ける展開となります。
ルクレは耐える時間が続きます。そして前半15分にセットプレーから失点。

04

しかし、失点後ずるずる崩れることなく、練習から行っていた、「しっかり守り、ショートカウンターを狙う」ことを実践。数は少ないですが、そのチャンスをゴールにするべく全員でハードワークしました!

03

ハーフタイムに入り、石田コーチからは「絶対に1~2回、決定的なチャンスがくる。それを確実に得点にしよう」と指示がありました。

05(1)

後半が始まります。

05(2)

前半同様、押し込まれる展開となりますが
早いパスワークで攻め込んでくる順心高校の攻撃を全員でしのぎます。
そして、ついに石田コーチの言っていた「決定的なチャンス」が訪れます!

06(1)

後半11分、山名選手のスローインから右サイドを突破した石田選手のパスを高橋紗樹選手がゴール前で受け、右足を振り抜きます!
高橋紗樹選手の値千金のゴールでルクレMYFCが同点に追いつきます!

高橋紗樹選手の得点を喜ぶ選手達

07(1)

同点後、再び順心高校の時間帯が続き、ポストに助けられるシーンもありましたが、何とか守りきります。

08(3)

試合は延長戦へ。
ハードワーク主体のサッカーだけに、消耗が激しいルクレMYFC。足をつる選手が出始めます。しかし、交代人数は1人しかいません。

08(2)

「今ある環境で今出来る事を全力でしよう」石田コーチが常々選手に伝えている言葉です。
その言葉を、そのまま実践するかの様に、つりながらも走り続ける者、怪我を押して片足で相手にぶつかっていく者。彼女たちの戦いぶりは見ていて感動を覚える程でした。

08

しかし、延長戦では、百戦錬磨の順心高校に2得点を許し、90分の壮絶な戦いは1-3での敗戦となりました。

サポーターに挨拶をする選手達
試合会場に駆けつけて下さったサポーターの方々からも温かい拍手と「よく頑張った」「感動した」との声を頂きました。

11

表彰式の様子です。

09

第36回全日本女子サッカー選手権大会静岡県決勝大会準優勝の表彰を受けます。

10

試合後のミーティングの様子です。
全力を出し切り、疲れ切った様子の選手たちですが、MYFCサッカー場へ移動し、この後約2時間30分後には中西部リーグの試合があります。
気持ちを切り替えて、ダブルヘッダーの2試合目に臨みます。

12

MYFCサッカー場へ移動し、軽いウォーミングアップの後、2戦目の静岡県中西部リーグ第5節の榛南ドルフィン戦です。

13

試合前には榛南ドルフィンの選手たちと一緒に集合写真を撮らせていただきました!

14
この試合は10得点を目標に掲げ、試合に臨みます。
試合はルクレMYFCが押し込む展開に。高橋紗樹選手、小田巻遥選手2人のハットトリックを含む10得点で勝利を収めることが出来ました!
また、この試合では市川未来選手が得点をしました!
9月19日のダイアリーの中で市川選手は「21日の試合でいとこ(9/12誕生日)と自分(9/13日誕生日)2人分のバースデーゴールをとりたい」にしたいと話していました。

01

市川選手!有言実行です!おめでとうございます!
試合終了後には新聞社からインタビューがありました。
山名選手は順心戦を振り返り「完全に走り負け」「この経験を中西部リーグでも活かしてきたい」と語り、気持ちを切り替えていました。

15

石田コーチは同じくインタビューに応え、「70分で決めたかった。選手一人ひとりは、出来る限りのプレーをやってくれた」「消耗してしまうサッカーになってしまった点については責任を感じている。順心という強い相手に対しても臆することなく闘うことができた点に関してはよかったと感じている」

また、今後の静岡県中西部リーグでの戦いに向けては「個人、またチームがより精度をあげていくために、意識することは相手どうこうではない。相手が順心高校だからモチベーションを上げるのではなく、自分たちの求めるサッカーを目標にして辿りつくために何をしなければならないかを考えなければならない」と早くも翌週に控えている中西部リーグでの戦いを見据えていました。

16

非常にタフな一日を戦い終え、選手たちは全力を出し切りました!

翌週の9/28(日)には再び公式戦が控えています!
・日時:2014年9月28日(日)11:30キックオフ
・ルクレMYFC vs ラガッツァ焼津
・会場:MYFCサッカー場
自分たちの目指すサッカーの質を求め、ルクレMYFCは次戦も全員全力で戦います!
今後ともルクレMYFCへ温かいご声援を何卒よろしくお願い致します。

この記事をシェアする