MYFC2016年度シーズン 新加入選手インタビュー第4弾 森川泰臣 選手

2016/08/23

今日のダイアリーは、昨日から引き続きMYFC2016年度シーズン新加入選手インタビューシリーズになります。
今回のインタビュー相手は、ロアッソ熊本からレンタルで移籍してきた森川泰臣選手です。


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インタビューワーは経営企画部の小林寛生が務めます!

Q. こんにちは森川選手。まずは森川選手の出身と生い立ちを教えてください。

A. 私は熊本県益城町出身で、20歳になるまでずっとそこに住んでいました。小学校を卒業した後、益城町立木山中学校に進学し、高校は鎮西高校に通いました。高校卒業後、すぐにロアッソ熊本と契約を交わし、ロアッソ熊本で2年間プレーした後、レンタルでガイナーレ鳥取で1年間プレーしました。今年度はロアッソ熊本に復帰し、半年間プレーしました。そして先月から藤枝MYFCでプレーしています。

Q. 森川選手は何歳でサッカーを始めましたか?

A. 5歳のまで水泳をしていたのですが、それが嫌いでやめて昼寝を始めました。でも今度は昼寝が嫌いになり、昼寝もやめました。なにか代わりにすることはないかと探していたら、サッカー教室があって、やってみたら自分に合っていました。それがサッカーを始めたきっかけですね。小学1-3年生までは木山ジュニアというチームでプレーしていましたが、自分の1つ上の学年から木山ビッグウェーブというチームができましたので、4年生のときに第2期生として入団しました。そしてジュニアユースとユースはロアッソ熊本の下部組織でプレーしました。

Q. ポジションはどこですか?

A. 最初はFWでした。中学生のころからボランチであったりディフェンスであったりもプレーし始めて、それ以降は後ろの方のポジションであれば、オールラウンダーとしてどこでもプレーしてきました。

Q. 森川選手は今年の4月14日、熊本地震があったときはロアッソ熊本の選手でした。地震が起きた際、森川選手は何をされていましたか?

A. ロアッソ熊本のチームメイトと温泉にいました。大きな揺れがあったので、急いで出て携帯をチェックしたところ、益城町では震度7と報道されていたので急いで家に帰りました。そのときは実家の屋根が少し落ちていたくらいだったのですが、そのあと起きた“本震”といわれる2回目の揺れで屋根が全部落ちました。もし3回目の揺れが来たならば、もう助からないという思いでした。本当に怖かったです。

Q. そうでしたか… 森川選手自身が無事で何よりでしたね。熊本地震の後、どのような気づきがありましたか?

A. 本当に色々な人が助けてくれましたし、人間というのは辛いとき、しんどいときこそ本性が出るのだなとも感じました。そんな中、辛いとき自分にはなにができるんだろうと日々考えながら生活していました。
その末自分がとった行動としては、ロアッソ熊本の選手で集まり、自分たちが主体となって子供向けサッカースクールを開いたことや、元日本代表巻選手と一緒に避難所を訪問したことなどがあります。
やはり、子供が元気にならないと熊本県も元気にならないとの思いから、まず子供を元気にしようとサッカースクールの開催に関わりました。
苦しい環境の中で、このような活動を継続的に行うことができたこと自体は、自分の中では今後も役立たせたい、いい経験、勉強になったと思っています。

Q. 得意なプレーを教えてください!

A. キックの技術には自信があるので、サイドチェンジであったり…あとは、ボールを奪うことは得意です。

Q. サッカーをしていて楽しい時は、どのような時ですか?

A. 練習をしていて、新しいことを見つけたときは楽しいです。「もっとこうしたほうが良かったんじゃないか」とか「それをできるようになりたいな」とか考えながら練習しているときが楽しいです。ですので、移籍をして新しい監督の下でサッカーをできているのは、新しい気付きや学びがたくさんあるので、ありがたいです。あとは、やっぱり勝ったときが何より一番嬉しいですね。

Q 今までJ2でのプレー経験もありますが、DFとして対戦した相手の中で一番守りにくかった選手は誰ですか?

A. すごく上手いな〜この選手と思ったのは、レイソルの武富孝介選手ですね。あと、自分と同じポジションで、この選手はちょっと能力の格が違うなと感じた選手はFC東京の橋本拳人選手ですね。足が長いし、本人は股関節が柔らかいと言っているんですが、普通の人が届かないような場所まで足が伸びたり、人とは違うタイミングでスライディングができたりするので、「守れる範囲」が違います。自分が理想としているプレーを簡単にしてしまう選手ですね。

Q. 森川選手が藤枝MYFCにレンタル移籍してきてからおよそ1ヶ月が経ちますが、藤枝MYFCに合流したときに抱いた第1印象は何でしたか?

A. 自分が大事にしていること、例えばパスをつける足へのこだわりであったり、切り替えの早さであったり、ポジショニングであったりを、しっかりするチームだったので、このチームだったら自分はもっと成長できるんじゃないかと率直に感じました。

Q. 1ヶ月静岡県に住んでみて好きになったところはありますか?

A. 蓮華寺にある、あずまその近くにある、スタバの横の1.4kmの散歩コースは好きです。三橋拓也選手と行きました。蛍がでる時期にも行ってみたいです。

Q. 藤枝のあたりで、よく森川選手が出没する場所はありますか?

A. 自分の家と練習場ですね。練習ぜひ見学に来てください(笑)

Q. それはすごいですね! 好きな女優さんは?

A. 石川恋ですかねー。「ビリギャル」の表紙のモデルとかしてた子です。

Q. それでは最後に、今シーズン残り10試合に向けての意気込みをどうぞ!!

A. しっかり試合に出て、1つでも多く勝てるよう全力を尽くします。

熊本出身の森川選手は、熊本地震で受けた被害も大きかったようですが、その体験について今回のインタビューでは、包み隠さずに語ってくれました。震災後の復興に向けても、サッカー選手だからこそできることを積極的に考え、そしてチームメイトとともに行動してきたことには、インタビューをしていてとても感銘を受けました。
残りの10試合、ぜひ森川選手のプレーを見たいですね! これからの森川選手の活躍に期待しましょう!

Let’s Go MYFC!!

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