皇后杯(全日本女子サッカー大会)について調べました

2016/08/25

今週末日曜日、8月28日13時からは第38回全日本女子サッカー選手権 静岡県大会1回戦 磐田北高校戦 が開催されます。
ルクレMYFCにとってはお待ちかねの、およそ1ヶ月半ぶりの公式戦となりますが、そもそも今回の全日本女子サッカー選手権とは、どれくらいの規模の大会なのでしょうか?
今回は全日本女子サッカー選手権について調べてみました。

今年度で第38回となる全日本女子サッカー選手権は、その名前から察しがつくように、日本全国規模で行われる女子サッカートーナメントで、その年の日本における女子サッカーチームのチャンピオンを決める大会です。
第34回大会からは、優勝チームには宮内庁から下賜された皇后杯が授与されることになり、それ以降、別称「皇后杯」として親しまれています。


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日本女子サッカー最高峰リーグの、なでしこリーグに所属するチームのみが出場するトーナメントである「なでしこスーパーカップ」とは違い、皇后杯では中学生以上のプレーヤーで編成されたクラブチーム、大学、高校の部活などのチームであれば参加することができます。
日本国内では、プロとアマチュアのタイトルをかけた本気のマッチが実現する唯一の大会です。男子サッカーに置き換えると、天皇杯と同じ位置付けの大会である、と表現すればわかりやすいでしょうか?

皇后杯には本戦と地区予選、そして県予選があります。ルクレMYFCにとっては、県予選は静岡県予選、地区予選は東海予選になります。
今回の磐田北高校戦は、静岡県予選の第1回戦となるわけですね。

静岡県予選の組合せは以下のようになっています。


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晴れて静岡県予選で決勝まで残った2チームは、東海女子サッカー選手権への出場権を獲得することができます。
そして、この東海地区予選からは、なでしこチャレンジリーグ所属チームが参戦します。
東海地区でいいますと、静岡産業大学磐田ボニータ、NGU名古屋FCレディース、現在、東日本大震災の影響で御殿場、その後帝人アカデミー富士に拠点を移しているJFAアカデミー福島も東海予選からトーナメントに参戦します。

その後、東海地区から何チームが本戦に出場することができるかは、実はここ毎年変わっています。これには、女子サッカーチームの総数が大きくなっていることが理由として挙げられると考えております。

ちなみに、去年ですと東海地区からは5チームが本戦へ出場することができました。去年のその他の地区からの出場枠は以下のようになっていました。

なでしこリーグ1部: 10チーム
なでしこリーグ2部: 10チーム
北海道代表: 2チーム
東北代表: 2チーム
関東代表: 8チーム
北信越代表: 2チーム
東海代表: 5チーム
関西代表: 3チーム
中国代表: 2チーム
四国代表: 1チーム
九州代表: 3チーム

去年は合計48チームが皇后杯本戦に出場できた模様です。

ここ9年間は、INAC神戸レオネッサと日テレ・ベレーザが優勝を独占している、2強状態となっております。今年はその牙城が崩されるのか、見どころですね。

ここまで、皇后杯についてまとめてきましたが、まずは静岡県予選に集中する必要があります。千里の道も一歩から、まず磐田北高校に勝って、一歩一歩勝ち進んで行きましょう!

Let’s Go MYFC!!

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