A Day In the Life…
かの有名なビートルズも好んで使ったこのフレーズは「人生のとある1日」「なにげない日常」という意味で使われています。
~A Day In The Life~シリーズは、藤枝MYFCのホームタウンで出くわした感動の1シーンや、日常的な1コマ、あるいは非日常的な珍現象を取り上げて紹介していくコーナーです。
今日のダイアリーで紹介するのは、藤枝MYFC広報部の佐藤隼人と経営企画部の小林寛生がMYFCのホームスタジアムである藤枝総合運動公園サッカー場のスタジアムにて先週土曜日10月15日出くわした珍光景の1コマです。
日曜日にホームゲームがある週は、試合前日に「前日設営」といって、藤枝MYFCスタッフおよびボランティア様がホームゲームを開催するための準備をします。
作業の内容は、主にスタジアムをJリーグの試合用に衣替えすることで、スポンサー様の横断幕や看板の設置、入場ゲートの設営、ホームゲームイベントの準備などがあります。
先週末の試合会場はエコパスタジアムだったのですが、藤枝総合運動公園サッカー場からエコパに運搬しなければいけない用具がいくつかありましたので、佐藤、小林を含む藤枝MYFCスタッフ一同は土曜日、藤枝総合運動公園に向かいました。
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スタジアムに着いてみると、秋の澄んだ空気に雲ひとつない青空、まさに秋晴れで設営日和です。
さあ、気持ち良く作業を始めようとスタジアムの東口に向かって歩いて行くと、そこにはなにやら見慣れぬ光景が…
小林「佐藤さん、あそこでなにやら、おじさんがずいぶん大きなペットと日向ぼっこしていますね…」
さらに近づいて行くと…
小林「佐藤さん、あれ犬にしては大きすぎますよね、もはや馬くらいのサイズありますもんね。最近いろんな犬種がありますけど、あんなに大きいのも最近はいるんですね。」
さらに近づく一同…
小林「佐藤さん、っていうかあれ馬じゃないですか???
佐藤「本当だ、あんなところでおじさんが馬と日向ぼっこしてる。。。」
な、なんてシュールなんだ。。
シュールすぎたので、一同はとりあえず話しかけてみることに。
いざ話しかけてみると、とても気さくな方で快く対応してくださりました。
小林「おじさん、今日は藤枝総合運動公園でなにかイベントがあるんですか?」
おじさん「いや、天気いいから散歩してるんだよ。ここにはよく散歩にくるんです。」
佐藤「散歩といいますと、この馬はおじさんのペットなんですか?」
おじさん「まあ、そういう感じです。」
ペット感覚で馬を所有している方は初めて会いました。
話を聞いてみると、このダンディーで親切なおじさんは中村さんという方で、土曜日はだいたい藤枝総合運動公園のあたりをこの馬と散歩しているとのこと。
もともとは競走馬用に育てられていた馬だったようなのですが、競走馬になるにはサイズが小さすぎるとのことから競走馬は断念することに。
そこで引き取ったのが中村さんだということです。
競走馬としては小さいとはいえど、こちらの馬はとても立派で体重は400kgもあるそうです。
とてもイケメンな馬ですね。あまりにもイケメンなのでまじまじと見つめていると..
中村さん「乗ってみるか?」
小林「え、いいんですか???」
ということで、MYFCのホームスタジアム、藤枝総合運動公園サッカー場にて初乗馬させていただきました。
「前進したいときは、馬の右腹を右足で蹴ってやるんだよ」
「手綱は短く持ってね、進みたい方向に馬の頭を向けるように手綱をひっぱるんだよ」
「馬のスピードが速くなると、振り落とされないようにがっちり足で馬の胴体を挟むように乗るんだよ」
と、親切に乗馬テクニックを伝授してくださりました。
中村さん、ありがとうございました!!
最後に、記念の一枚をパシャッ。
事前設営の前に、十二分に楽しませていただきました。中村さん、ありがとうございました!
突然現れた馬と戯れたあとはしっかりとエコパスタジアムで夜遅くまで事前設営を行い、そして翌日のG大阪 U-23戦はなんと枝本選手のハットトリックを含む4-0の圧勝劇。無失点で試合を終えるのも、実に20試合ぶりでした。
この馬と中村さんはどうやら藤枝MYFCに幸運を運んできてくれるようです。
そんな中村さんとこちらのイケメン馬は、藤枝総合運動公園のあたりをよく散歩しているとのことですので、そちらの方へ向かうときは遭遇することがあるかもしれませんね!
土曜日はそんなA Day In The Lifeでした。
またなにか面白い出来事がありましたら、フィーチャーしていきたいと思いますので心待ちにしていてください!
Let’s Go MYFC!!
