10月15日(金)、藤枝市立広幡中学校にてふじのくにジュニア防災士養成講座が実施され、藤枝MYFCの蹴っとばし小僧が参加しました。
この取り組みは将来の防災の担い手を育て災害に強い地域を作るため、中部電力パワーグリッド株式会社様の協力のもと静岡県が実施しているもので、藤枝MYFCも“ともに考え、話し合い、楽しく学び合う”活動に協力しています。
本講座は藤枝市では初めての開催となります。
冒頭では藤枝MYFCが東海6クラブで連携して行っているプロジェクト「ソナエル東海」について説明のお時間をいただき、“備えるを、たのしもう。”をコンセプトに活動している取り組みを紹介しました。
講座では「災害時判断ゲーム」を行い、実際にこのような状況に直面したら?といういくつかの場面をクイズ形式で考え、「自分の命、大切な人の命を守るために」というテーマのもとグループ内で意見交換を行いました。
受講者は中学2年生81名。
蹴っとばし小僧もグループに加わり、生徒の皆さんの意見を伺いながら学びました。
各グループでは積極的に意見交換が行われ、お互いの考えを尊重しながら発言する様子が印象的でした。
災害時には想像もつかないような問題が発生することがあります。正しい答えが存在しないこともあります。
それでも、今から備えておくことで解決につながることもあります。
まとめの時間には代表生徒さんより、
「地震や災害が起きた時をイメージして、どうしたら良いかを考えるきっかけになりました。いつこうした災害が起こるかは分かりませんが、今回の経験を生かして、良い行動ができるようにしたいです。備えることの重要性を感じました、ありがとうございました」
と感想をいただきました。
本日の講座をきっかけに、「事前に備えること」の重要性が広まれば嬉しく思います。
講座の最後には、中部電力パワーグリッド株式会社様と藤枝MYFCが共同で製作した防災クリアファイルを生徒の皆様にプレゼントしました。
藤枝MYFCでは、これからもこうした取り組みを積極的に行ってまいります。
主催
静岡県中部地域局危機管理課
協力
中部電力パワーグリッド株式会社
株式会社藤枝MYFC