今週末対戦するHonda FCについて

2016/08/19

今年も天皇杯のシーズンがやってきました。
天皇杯の本戦に出場するためには、県予選を勝ち上がらなければなりません。J3に所属している藤枝MYFCは県予選決勝からの出場となり、対戦相手はここまで勝ち上がってきたHonda FCとなります。(天皇杯の仕組みについては8月15日のダイアリーを参考にしてください。)

さて、今回対戦することになったHonda FCは、前身である本田浜松サッカー部時代を含めると、1954年からの62年の歴史があるチームです。現在の正式チーム名は、本田技研工業フットボールクラブで、通称Honda FCの名で親しまれています。


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言わずと知れた日本が誇る大手機械工業メーカーである本田技研工業のサッカー部という位置付けで、本拠地は本田宗一郎氏が起業した浜松市が本拠地となっております。

以前、Jリーグ加入を目指したこともあるようで、そのときに自前のスタジアムであるホンダ都田サッカー場を設立しました。
4000人収容可能であるこのスタジアムを所持しているHonda FCは、JFLでは唯一自前の
サッカー専用スタジアムを持つチームとなります。

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現在Honda FCはJFLという、藤枝MYFCがプレーするJ3より1つ下のカテゴリーに所属しております。
JFLでは通算4度の優勝経験を誇り、一番最近ですと2014年に優勝を果たしています。

2016年度シーズンは、1stステージは6位、2ndステージは7試合を終えて1位タイで好調のようです。

所属選手は、ほとんどの選手はホンダの社員として働きながらサッカーをしています。
しかし、Honda FCの入団前にJリーグクラブでのプレーを経験した選手であったり、現在もJリーグクラブからのレンタル選手として在籍している選手も数名おり、選手個人のレベルはJFLの域を超えるといえます!

そんな古くからの強豪チームであるHonda FCですが、天皇杯には静岡県では最多の35回の出場を誇ります。
2007年度の天皇杯では、Jリーグクラブを3チーム倒し、準々決勝まで駒を進めた輝かしい戦績もあります。

しかし、2011年に静岡産業大学に1-3で敗れて以来、天皇杯本戦への出場を逃し続けています。
特に、2013年度は0-1、2014年度は2-7、そして去年2015年度は3-4と、ここ3年間は私たち藤枝MYFCの手によって3年連続で天皇杯本戦への道を閉ざされています。

今年もまた、Honda FCと藤枝MYFCが天皇杯静岡県代表の座をかけて対戦することになりました。
Honda FCとしては因縁の相手であるだけに、相当なモチベーションをもって挑んでくることでしょう。
藤枝MYFCも、それを凌ぐ強い気持ちで試合に臨むことが、勝利への絶対条件となりそうです!

さて、この試合での注目選手は5番、DFの浅田大樹選手です!
浅田選手は、2014年になってJ3が開幕し、FC琉球でプレーし始める前の年まではHonda FCの選手でした。
Honda FCはプレーヤーがほとんどホンダの社員であることから、普通のサッカーチームと比べて選手の入れ替わりが少ないはずです。
浅田選手がHonda FCを退団してから3年が経っていますが、藤枝MYFCの中でもHonda FCの選手とプレースタイルのことを一番理解しているであろう浅田選手の活躍を、ぜひ期待したいです。

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天皇杯本戦出場をかけた運命の1戦は8月21日(日)15時04分、草薙球技場にてキックオフとなります。ぜひ応援にかけつけてください!

Let’s Go MYFC!!

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