8月27日(木)、藤枝MYFCの養父雄仁アカデミーコーチが、藤枝市と共同での防災授業を実施しました。
8月30日(日)令和2年度 藤枝市総合防災訓練の実施に伴い 各家庭での防災対策を推進するために開催したもので、午前中は藤枝市立葉梨西北小学校、午後は藤枝市立瀬戸谷中学校を訪問しました。
藤枝市立葉梨西北小学校
藤枝市立瀬戸谷中学校
授業冒頭では東日本大震災時の映像を流し、実際の地震の様子を改めて確認。
養父コーチはヴァンフォーレ甲府での現役選手時代、試合の移動中に東日本大震災に被災した経験があります。
遠征で空港に到着した際、今思い出しても怖くなるほどの大きな揺れがあったこと。
回線が混雑し、家族になかなか連絡がとれなかったこと。
何時間も空港から動けなかったこと。
極限状態では不安も重なり周囲の人に優しく接するのが難しくなるなど、経験者でなくては分からないような地震の怖さを含め、「いざというときのために事前に備えること」の重要性を伝えました。
授業中には「地震の後、僕はまず何をしたと思う?」「今地震に備えるために、どんなことができると思う?」などと随時問いかけ、生徒の皆さん自身に考えてもらうことで、いざという時に向けた準備・対策の必要性を感じていただくことができたようです。
その後は藤枝市 地域防災課の担当者様より「防災対策リーフレット」が配布されました。これは、新型コロナウイルス感染拡大に伴い通常の総合防災訓練が実施できない状況下でも各家庭で防災対策に取り組んでもらおうと、藤枝MYFC・藤枝市・Jリーグ社会連携プロジェクト(シャレン!)の合同で作成されたものです。
藤枝MYFCマスコットの蹴っとばし小僧も掲載されており、生徒の皆さんは真剣な眼差しで項目を確認していました。
授業の最後には代表の生徒さんより、「実際に地震を経験した話などから、備えることの重要性を感じました。しっかりと準備したいと思います、ありがとうございました」とお礼のお言葉をいただきました。
藤枝MYFCでは今後も、こうした活動に積極的に取り組んで参ります。