5月11日(火)、島田市立六合中学校においてふじのくにジュニア防災士養成講座が実施され、藤枝MYFCの蹴っとばし小僧が参加しました。
この取り組みは将来の防災の担い手を育て災害に強い地域を作るため、中部電力パワーグリッド株式会社様の協力のもと静岡県が実施しているもので、藤枝MYFCも“ともに考え、話し合い、楽しく学び合う”活動に協力しています。
冒頭では藤枝MYFCが東海6クラブで連携して行っているプロジェクト「ソナエル東海」について説明のお時間をいただき、“備えるを、たのしもう。”をコンセプトに活動している取り組みを紹介しました。
講座では「自分の命、大切な人の命を守るために」というテーマのもと、「実際にこのような状況だったらどうする?」といういくつかの場面をクイズ形式で考え、グループ内で意見交換を行いました。
受講者は中学2年生およそ200名。蹴っとばし小僧もグループに加わり、実際の状況をイメージしながら意見交換を行いました。
・非難するときに愛犬はどうする?
・友達ががれきの下敷きになっていたら?
・避難の途中 電線が切れていたら?
・非常食に限りがある時、隣人に分ける?
など、状況によっては正解が1つではない問題に向き合うことで、事前に備えることで解決できる場合もあることを知り、対策の重要性を学びました。
まとめの時間には、代表生徒さんより、
過去の災害発生時 救急隊よりも家族よりも近隣の住民で助け合って救助が行われた割合が大きかったというエピソードを受け「みんなで助け合う=共助の重要性を学びました。ありがとうございました。」と本日の気付きを発表いただきました。
いざという時に助け合うことができるよう日頃から地域の人とつながりを持っておくこと、万一の時に使用できるものを確認しておくことなど、少しの備えで状況が改善できることがたくさんあります。
本日の講座をきっかけに、備えることの重要性を感じていただければ嬉しく思います。
講座の最後には、中部電力パワーグリッド株式会社様と藤枝MYFCが共同で製作した防災クリアファイルを生徒の皆様にプレゼントしました。
藤枝MYFCでは、これからもこうした取り組みを積極的に行ってまいります。
主催
静岡県中部地域局危機管理課
協力
中部電力パワーグリッド株式会社
株式会社藤枝MYFC