7/15 川根本町 防災用ウェットティッシュ贈呈レポート

2021/07/16

7月15日(木)、藤枝MYFC 徳田航介代表が、FPKナカタケ株式会社(焼津市)との連携のもとホームタウン川根本町へ防災用ウェットティッシュ5,000個を寄贈するとともに、同社で開発した木材を使った防災用パーテーション「避難所で~も」の紹介を含めた表敬訪問を行いました。

この取り組みは東海6クラブが連携し防災への意識を高めるプロジェクト「ソナエル東海」のクラブの取り組みの一環として実施され、有事の際の避難生活に向けた避難所生活体験の斡旋を行うことで、関係者への防災意識を高めることを目的としています。

FPKナカタケ株式会社 代表取締役社長 中根正雄様はニュースで避難所の映像を見て、段ボールの間仕切りなどは寄りかかれないことが気になったことが防災用パーテーション開発のきっかけだと伝えました。

「家具メーカーとしてよりかかれる間仕切りを作成しましたが、実験を重ねて出来上がったものはあくまで有事の際の避難所の間仕切り。出番の少ないことは良いことですが作る側としては通常防災倉庫に入りっぱなしということは気になっていました。日頃から使い慣れることで非常の際にパッと組み立てられます。幼稚園で迷路として組むことで子どもたちの笑顔がたくさん見られました。不幸なことに災害があったとしても、その時には避難所用のパーテーションとして活用できれば。〜備えるを、たのしもう〜というソナエル東海のコンセプトにはまる商材だと思います」
と商品への想いを伝えました。

川根本町のご担当者様からは、
「びっくりするほどたくさんのウェットティッシュをいただきありがとうございます。この街は災害の被害があると孤立する街です。有事の際は非常に重要になると思います」
とお礼のお言葉をいただきました。

防災用パーテーションを使用した迷路で子どもたちが嬉しそうに遊ぶ実際の映像をご覧いただくと、「これが有事の際には間仕切りとして活用できるのは面白い、川根本町の子どもたちにも触れる機会があれば」とご興味を示していただきました。

 

藤枝MYFC 徳田航介代表は
「Jリーグも試合をするだけが仕事ではありません、クラブを使って取り組みを広げていただければ。協賛いただく企業様にとってもホームタウン地域にとっても良い取り組みとなれば」
と伝えました。

その後の歓談では、藤枝MYFCと川根本町との取り組みの話題に。
ホームゲームでは年に何度か「川根本町DAY」として町をPRするイベントを実施しているほか、川根本町の子どもたちの試合観戦の機会があること、成岡アンバサダーによるサッカー教室や講演会の実施、藤枝MYFCのアカデミーチームと川根高校との交流もスタートしてきていることなどについて、感謝のお言葉をいただきました。

川根本町では現在、防災に対しての取り組みをより強化されているといいます。
今後 避難訓練などの際には、地域・企業・クラブが連携し実施ができればと思います。
これからも藤枝MYFCではホームタウン・パートナー企業を繋ぎ地域をより良くする活動に取り組んでまいります。

写真左から
FPKナカタケ株式会社 取締役 山本晴江様、川根本町 教育委員会 教育長 山下斉様、川根本町 副町長 森紀代志様、FPKナカタケ株式会社 代表取締役 中根正雄様、株式会社藤枝MYFC 徳田航介代表

>>>静岡新聞:J3藤枝、焼津企業 ティッシュを寄贈 有事備え川根本町に

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