先週末、【第38回皇后杯 全日本女子サッカー選手権静岡県決勝大会】2回戦、清流館高校戦に9-0で勝利したルクレMYFCは、3回戦進出を決めました。
次の対戦相手は藤枝順心高校です。
藤枝順心高校は前年の静岡県決勝大会の優勝チームであり、ここで早くも強豪と当たることになりました。
しかし、静岡県大会を勝ち抜き、皇后杯本戦に出場するためには、いずれは倒さなければいけなかったであろうチームです。
今日はそんな藤枝順心高校について調べてみました。
藤枝順心高校は大正元年(西暦1912年9月10日)に創立された、私立女子高等学校です。
試合前日の2016年9月10日には、創立104年記念を迎えることになる歴史ある学校になります。
創立以来一貫して、「しらうめ」を手本とした「魅力ある女性」の育成を推進してきたという藤枝順心高校は、大正元年の設立当時は仲田裁縫教授所という裁縫女学校であったとのことです。
そこから、校地移動、校名変更、中学部開設、そして幼稚園開設などを経て、現在に至ります。
ちなみに、MYFCの原口祐次郎選手の出身校でもある藤枝明誠高校(男女共学)とは学校法人が同じ藤枝学園である、姉妹校とのことです。
藤枝順心高校は、藤枝駅のすぐそばにあり、校舎はなんと8階建てです。
8階にクラスがある生徒たちは毎日大変ですね。
そして、女子高校にしてはめずらしい、人工芝のサッカーグラウンドを所有しています。
それもそのはず、藤枝順心高校といえば、サッカーの街藤枝の地元の人でしたら誰でも知っている女子サッカーの強豪校であります。
藤枝順心高校サッカー部は前回皇后杯静岡予選を勝ち抜いただけでなく、冬に行われる高校選手権で2回、そして夏に行われる高校総体で1回の優勝経験を誇るなど、輝かしい戦績を誇ります。
とくにここ最近は高校選手権と総体で連続で優勝するなど、圧倒的な強さを誇っています。
藤枝順心サッカー部は東海リーグ1部に属しており、これはルクレMYFCが現在所属している静岡県1部から、東海リーグ2部を挟んで2つ上のカテゴリーです。
なお、ルクレMYFCの鈴木愛理選手は順心高校出身で、飯田真帆選手、中野みづき選手、宇山未花選手の3選手は、順心サッカークラブジュニアユースという、順心高校サッカー部の下部組織で(部活ではなく、中学生のための広域のクラブチーム)プレーしていました。
今回の試合は藤枝順心グラウンドにての開催になりますが、ルクレMYFCにも藤枝順心グラウンドでのプレー経験が豊富な選手が多そうです。
静岡県だけでなく、全国規模で見たときもかなりの実力を誇る相手が次戦の相手となりました。
しかし、ここで大金星をあげる以外、次のステージに進む道は残されていません。
運命の決戦は9月11日(日)順心グラウンドにて10時AMキックオフです!
皆様の熱い応援をぜひお願いします!
Let’s Go MYFC!!
