2日前の第30節、福島ユナイテッドFC戦をもちましてJ3 2016年度シーズンは閉幕しました。
藤枝MYFCは16チーム中7位の勝ち点45でシーズンをフィニッシュしました。
7位という順位は、2014年にJ3が開幕して以来の最高順位でした。
藤枝MYFCの今シーズンについては、昨日のダイアリーにてデータに焦点を当てながら振り返りましたので、そちらを是非ごらんください。
さて、今日のダイアリーでは2016年度シーズンを、ベストゴールというスコープを通して振り返ってみたいと思います!
30試合で48点のゴールが生まれた今シーズン、特に第16~30節のシーズン後半戦では26点ものゴールを決めました。
その中からベストゴールを選ぶのは難しく、結果TOP7という中途半端なランキングになってしまいましたが、是非一緒に振り返ってください!
それでは行きます!
第7位!
第28節 鹿児島ユナイテッド戦 @藤枝総合運動公園サッカー場
得点者: 枝本雄一郎 選手
3位の鹿児島ユナイテッドをホームに迎え、2-0の圧勝劇を飾った藤枝MYFCの先制点となった枝本選手のゴール。
DF2人をキックフェイント2つで嘲笑うかのようにかわし、GKの逆をついたシュートを沈めた、枝本選手の正確無比のテクニックと冷静沈着なメンタルが産み出したアーティスティックなゴールでした!
※0:19からご覧ください
第6位!
第25節 G大阪U-23戦 @エコパスタジアム
得点者: 久富良輔 選手
DFながら今季4得点をあげた久富選手のヘディングシュートを選出。越智選手からのCKを頭で叩き込んだその一発は、まさに“爽快”そのものです。
完璧な助走でフリーになり、完璧なタイミングで踏切り、完璧なフォームでボールの芯を捉える。
サッカーの教科書に載っていそうな、Perfectな一撃でした。
※1:44 からご覧ください
第5位!
第18節 FC琉球戦 @藤枝総合運動公園サッカー場
得点者: 柿木亮介 選手
柿木選手のJ初ゴールとなったこのゴールは、柿木選手のパスから始まった華麗なゴールでした。
柿木選手から枝本選手にスルーパスが渡り、DFを2人引きつけた枝本選手はゴール前へ走りだす三好選手へパス。
このパスを三好選手がヒールを使い1タッチで後方にさばくと、そこに待ち構えていた越智選手はどフリー。
FC琉球のGK、DF、そしてスタンドで試合を見守っていたすべてのファンが、固唾を飲んで越智選手のシュートを見守る中、越智選手はなんとパスを選択。
誰もが虚を突かれた中、一人だけパスに反応した選手が…
そこにいたのは、最初のパスを出した後ゴール前までダッシュで駆け上がっていた柿木選手!
柿木選手、枝本選手、三好選手、越智選手の4人のパスワークで奪った、今シーズン最高のチームゴールでした。
※1:08 からご覧ください
第4位!
第26節 栃木SC戦 @エコパスタジアム
得点者: 福王忠世 選手
「魂の一撃」
それ以上うまくこのゴールを形容する言葉は見つかりません。
第25節の時点で、2位と勝ち点差5をつけていた首位栃木SCをホームに迎えた藤枝MYFC。
ホームでは圧倒的な強さを見せていた藤枝MYFCですが、この日は後半32分の時点では0-1と負けていました。
1-0での勝ち逃げは実は栃木SCの得意とする形で、今季25節まですでに1-0、いわゆる”ウノセロ”での勝利を8回挙げていた栃木SCは、この日もこのまま勝ち点3を持ち帰るつもりでいたのでしょう。
しかしそんな栃木SCの希望を打ち砕いたのが福王選手の渾身の一撃でした。
後半32分、大迫選手のCKをまずニアサイドで競り勝つと、ファーサイドまで流れたボールを遠藤選手がキープ。
独特なリズムでのドリブルで相手DFのタイミングを外すと、後方で待ち構えていた前田選手へバックパス。
前田選手が柔らかいクロスを供給すると、そこに待ち構えていたのは再び福王選手!!
CBからCBへと繋がったクロスを高い打点のヘディングで合わせると、ボールはゴールポストすれすれのファーサイドに突き刺さる!!
ボールがネットを揺らすのを見届けると魂の雄叫びをあげた福王選手を、身震いせずには見ていられませんでした。
スタジアムにいたすべての人の魂を揺さぶったであろう福王選手のヘディングによって、藤枝MYFCは首位栃木SCとの対戦を引き分けに持ち込みました。
結果的にこの引き分けによって首位栃木SCと2位大分トリニータの差が2縮まり、首位攻防戦の行方が最終節までもつれることにつながりました。
そういう意味では、今季のJ3の行方を決めた重要なゴールでもあったといえましょう!
※2:18 からご覧ください。
次回のダイアリーでTop3を発表します!
ご期待ください!
Let’s Go MYFC!!