12月21日(月)、藤枝MYFCの鎌田昌治代表、徳浪取締役、杉本拓也選手、鈴木翔太選手が北村正平藤枝市長を表敬訪問し、2020明治安田生命J3リーグの終了を報告しました。
鎌田代表は、新型コロナウイルス感染症の影響により開幕が延期となった異例のシーズンが無事全日程を終えたことを報告し、今シーズンのご声援のお礼とともに、クラブとして大きな一歩となった「J2クラブライセンス取得」へのご協力に対する感謝を伝えました。
今シーズンも引き続きキャプテンを務めた杉本選手は、
「照明が明るくなり、プレーがしやすくなりました。観客の皆さんも試合が見やすくなったと思います。チームはJ3優勝という目標を掲げてスタートしましたが、10位という不甲斐ない結果となってしまい、個人としても悔しさの残るシーズンとなりました。しかし、藤枝MYFCに加入した3年前に比べ今はチームとしても大きくなり、J2を目指すところまでこられたので、ぜひ来年も昇格を目指して頑張っていきたいと思います。引き続き応援よろしくお願いいたします」
と今季を振り返りました。
鈴木選手は、
「今シーズンもサポートいただきありがとうございました。皆様のお力添えのおかげでJ2ライセンスを取得することができ、やりがいのあるシーズンとなりました。自分はその中でチームの力になることができませんでしたが、もっともっと成長してこのチームをJ2にあげられるように引き続き頑張っていきたいと思います」
と伝えました。
これを受け北村市長からは、新型コロナウイルス感染症の影響もある中、シーズンを無事に乗り切ったことへの労いのお言葉をいただきました。加えて、
「まずはこのシーズン、J2ライセンスの取得は大変大きなことだったと思います。皆さんの熱意がこの地域を掘り起こしています。我々も藤枝MYFCに期待をしており、基盤の整備も着々と進んでいます。勝負ですから勝つこともあれば、実力がありながら負けるということもあります。今年の経験をぜひ来年に活かしていただければと思います。優勝した秋田は昨年は8位、2位で昇格を決めた相模原は昨年15位と、当該シーズンの頑張りで上がれるということです。今回の成績に関わらず、今後も全力で応援していきます。ライセンスの取得、U-18の発足を受け、藤枝市としてもサポートに舵を切りましたので、安心してください。あとは選手一人ひとりの意識、チームワークと、組織作りですね。行政として、藤枝だけでなく、この志太榛原地域に呼びかけ、応援していきます」
と来季への期待と、継続したサポートのお約束をいただきました。
また、「地域が愛着を持つチームとなってほしい。そのためには地元選手の活躍が大きな要素になります。ぜひ活躍してください」とホームタウン出身の両選手へのエールもいただきました。
その後、女子チーム「ルクレMYFC」のシーズン終了報告も併せて行いました。
ルクレMYFCの所属する東海女子サッカーリーグ2部は、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりホーム&アウェイのリーグ戦ではなく1回総あたりでの昇格のない対戦形式となりましたが、全5試合を全勝で終えることができました。
写真左から 徳浪取締役、ルクレMYFC 田邊選手、杉本選手、藤枝市 北村市長、鈴木選手、ルクレMYFC 小田巻選手、鎌田代表
当初の予定からは3ヶ月以上後ろ倒しとなった開幕戦。
そこから無観客試合「リモートマッチ」での開幕を経て、人数を制限しながら観客の皆様をお迎えできることになり、異例のシーズンながらも無事全日程を終えることができました。
関係者の皆さまに改めてお礼申し上げます。
2021シーズン、J3優勝・J2昇格に向け準備を進めて参ります。
引き続き藤枝MYFCへの熱いご声援を、よろしくお願いいたします。