6月7日(月)、島田市立初倉中学校においてふじのくにジュニア防災士養成講座が実施され、藤枝MYFCの蹴っとばし小僧が参加しました。
静岡県中部地域局危機管理課 ご担当者様 |
中部電力パワーグリッド株式会社 ご担当者様 |
この取り組みは将来の防災の担い手を育て災害に強い地域を作るため、中部電力パワーグリッド株式会社様の協力のもと静岡県が実施しているもので、藤枝MYFCも“ともに考え、話し合い、楽しく学び合う”活動に協力しています。
本講座はこれまでにも島田市内にて行われ、今回で3度目の開催となります。
静岡県ふじのくにジュニア防災士とは
静岡県では、地域防災力の向上を図るため将来を見据え、次世代を担う若年世代への防災啓発が重要であることから、「静岡県ふじのくにジュニア防災士」を養成しています。
「静岡県ふじのくにジュニア防災士」とは、以下3つの理念をもとに構成された「静岡県ふじのくにジュニア防災士養成講座」を受講し、認定証を交付された児童生徒のことを指します。
<対象学年>
小学校4年生から高校3年生まで
<養成理念>
1 南海トラフ地震や台風等の風水害から自らの身を守ることができる者
2 家庭の防災対策を率先して考える『家庭の防災リーダー』となることができる者
3 地域の防災活動に参加する『地域の防災リーダー』となることが期待される者
冒頭では藤枝MYFCが東海6クラブで連携して行っているプロジェクト「ソナエル東海」について説明のお時間をいただき、“備えるを、たのしもう。”をコンセプトに活動している取り組みを紹介しました。
この日の受講者は中学2年生108名。
講座では過去に実際に起こった状況をもとに「このような状況に直面したら?」という場面についてクイズ形式で考え、グループ内で話し合いを行いました。
災害時に発生する問題は、全てに1つの正解がある訳ではありません。異なる考えの相手も尊重し、「自分の命、大切な人の命を守るために」というテーマのもと、それぞれの立場から活発な意見交換が行われました。
蹴っとばし小僧もグループに加わり、生徒の皆さんの意見を伺いながら学びました。いつ発生するか分からない災害ですが、事前に備えることで解決できる問題もあることを改めて認識し、準備することの重要性を学びました。
まとめの時間には代表生徒さんより、
「本日の学習を通して、今後の防災対策への見直しをしっかりしたいと思いました」と感想を発表いただきました。
地域防災力の向上を考えるうえで中学生年代の生徒の皆さんは、いざという時の貴重な担い手となります。
本日の講座をきっかけに「備える」重要性が広まれば嬉しく思います。
講座の最後には、中部電力パワーグリッド株式会社様と藤枝MYFCが共同で製作した防災クリアファイルを生徒の皆様にプレゼントしました。
藤枝MYFCでは、これからもこうした取り組みを積極的に行ってまいります。
主催
静岡県中部地域局危機管理課
協力
中部電力パワーグリッド株式会社
株式会社藤枝MYFC