この度、藤枝MYFCを含む静岡県内のプロスポーツ6クラブ(サッカー4・ラグビー1・バスケットボール 1)は静岡県地球温暖化防止活動推進センターとともに「県内プロスポーツクラブをつなぐ脱炭素ネットワーク」を立ち上げました。
2月7日(火)、各クラブメンバーによる発足の報告と競技・リーグの垣根を越えて行われる全国初の宣言「しずおかプロスポーツ・ゼロカーボン推進宣言」を行い、藤枝MYFCから三好洋央副社長が参加しました。
しずおかプロスポーツ・ゼロカーボン推進宣言
<参加クラブチーム>
★サッカー(清水エスパルス・ジュビロ磐田・藤枝MYFC・アスルクラロ沼津)
★バスケットボール(ベルテックス静岡)
★ラグビー(静岡ブルーレヴズ)
※2023年2月現在・競技/リーグ・50 音順
脱炭素ネットワーク立ち上げについて
プロスポーツ界の脱炭素化については、特殊な業種のため一般企業などと比べ排出量の把握・削減・脱炭素経営についてイメージがわきにくく、排出量の可視化も進んでおらず、排出源などを当事者が把握できていないことも多くあります。しかしプロスポーツクラブ自体も それぞれが企業/団体であり、今後、一般企業同様に経営の脱炭素化をすすめる必要があります。一方クラブは多くのサポーター・ファン・スポンサーなどを有しており、地域とのつながりも強いため、連携事業所数や動員、注目度や広報・PR力において県民、県内の多くの事業所にインパクトを与える強い媒体力となる可能性を有しています。
本ネットワークは、それぞれのクラブチームが脱炭素化ビジョンを持ち実際の脱炭素アクションにつなげること、またクラブと連携する個人・自治体・関係企業などにもその姿勢・具体的取り組みを示すことにより、県内の脱炭素化への機運を高めることを目的として立ち上げられました。
今回の宣言までの経緯・今後の展望
同ネットワークでは2022年10月より3回のワークショップを開催し、「気候変動」「企業としての脱炭素化の必要性や脱炭素経営へのステップ」「試合会場や催事の際などにファン・サポーターとともに実施できるエコアクション」などについての勉強会や、各クラブチームの取り組み、今後の展望などについて話し合うワークショップを行ってきました。
今回の宣言を経て、今後は脱炭素社会づくりに向けた県内での脱炭素化PRや、各チームでの脱炭素化を連携して行ってまいります。