ドイツで活躍する日本人フロント、瀬田元吾さん

2016/06/17

6月15日(水)、藤枝MYFCにドイツのデュッセルドルフという街から瀬田元吾さんという方がおこしになりました。

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瀬田さんは、フォルトゥナ・デュッセルドルフというドイツ2部のサッカークラブでフロントとして働いています。
ドイツでプレーする日本人サッカー選手は香川選手や内田選手など増えてきていますが、フロントとして働く日本人は瀬田さんただ1人です。
昨日はそんな瀬田さんから、ドイツのサッカー事情のことなどについて、大変貴重な話を伺うことができました。

瀬田さんはもともと日本で生まれ育ち、大学卒業後も日本でプレーしていました。
しかし、24歳の時昔からあこがれていたドイツに単身で渡りますと、そこで現役サッカー選手としてプレーしながら、ドイツ語を学びます。
サッカー選手を引退した後は、フォルトゥナ・デュッセルドルフのスタッフ入りを果たし、以後ここ8年日本人フロントスタッフとして活躍されています。

瀬田さんのここまでの活躍をより詳しく知りたい方は、是非下のリンクから“I Dream”というサイトに掲載されている瀬田さんのインタビュー記事をご覧ください。
http://www.idream-jp.com/yume/123.php

また、瀬田さんは2013年に「頑張る時はいつも今」という本も書かれています。

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この本を読めば瀬田さんのここまでの歩みについて、そしてドイツサッカー界の内部事情について深く知ることができますでしょう!

また昨日午後には、ルクレMYFC U15の選手数人と地元のサッカー少年数人を相手に、瀬田さんが「ドイツ語で教えるサッカークリニック」を開催してくださいました。

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2時間のプログラムでしたが、最初の1時間は屋内でドイツ語の勉強、そして残りの1時間はピッチ上で、習ったドイツ語を使いながらサッカーをしました。

参加した子供たちは、慣れないながらも必死にドイツ語を使ってボールを要求したりなど、いつもより口も頭も使いながらサッカーをしていました。
しかし、それこそ瀬田さんが子供達に実践してほしかったことです。
瀬田さんはドイツに単身で渡った際、コミュニケーション能力の大切さを身を以て学び、そして子供達に同じ思いをしてほしくない、との思いから日本各地でこのようなサッカークリニックを開かれているとのことです。

この日だけで子供達はおよそ20語のドイツ単語を学びましたが、これが200語くらいになるとドイツでも問題なくプレーできるそうです。
そういう話を聞く子供の目は輝いていました。

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これからの瀬田さんの更なる活躍を期待しています。
そして藤枝MYFCも、クラブとして瀬田さんから得たノウハウを是非活かして、よりよいクラブにしていけるよう日々頑張ります!

Let’s Go MYFC!

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