【シャレン!】 東海地区6つのJクラブによる「ソナエル東海」発足

2020/09/02

この度、清水エスパルス、ジュビロ磐田、藤枝MYFC、アスルクラロ沼津、名古屋グランパス、FC岐阜の6つのJクラブは、2020シーズンにJリーグのかけ声のもと推進している4つの社会連携テーマ(防災、高齢者、子ども、一次産業)の1つである防災をテーマにしたプロジェクトをスタートしました。
9月1日(火)防災の日に記者会見を実施し、プロジェクトの詳細を発表しました。

発足の目的

今後30年以内の発生確率が80%を超えると言われる南海トラフ地震をはじめとしたあらゆる災害に対して「備えるを、たのしもう。」をコンセプトに、地域を中心とした多様な連携先と共に、Jクラブの持つ資源を使って頂くことを通じて、災害から命を守り避難生活に備えるための防災意識を高め、そして、具体的な行動の喚起へと繋がって行くことを目指します。

ソナエル東海エンブレム

主な連携先

主に下記の団体、組織の皆様と社会連携を進め、自治体をはじめ地域の皆さんに「Jクラブを使って」頂くことで防災に関する活動の充実を図ります。
特定非営利活動法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)
一般社団法人FUKKO DESIGN
よんなな防災会
株式会社HITOTOWA

ソナエル東海の活動について

1.ソナエル東海公式LINE powered by JVOAD の開設
昨今の大規模災害発生時の大きな課題の一つとして、正確な情報が届けたい人に届かない、受け取った情報が正しいかの判断がつかない、といった情報の発信に関することが挙げられます。この度、東海ソナエル公式LINEをJVOADと共に開設し、防災プラットフォームとして6つのJクラブのファン、サポーターを中心として各ホームタウンの方々に登録を呼びかけます。
災害発生時には、JVOAD管理のもと正しい情報を登録者にお届けします。また平常時も、正しい防災知識の提供や、6つのJクラブが行う各地でも防災活動に関する情報などを提供していきます。
アカウント名:ソナエル東海公式

2.藤枝MYFCの主な活動
■防災リーフレット
藤枝市、よんなな防災会と共に、防災リーフレットを制作。
市内全55,000戸に配布のもと8月30日藤枝市防災訓練で家庭内の防災訓練に活用いただきました。
関連>>>【シャレン!】「わが家の防災対策」リーフレット作成のお知らせ

■防災に関する啓蒙活動
Jリーグタイトルパートナー及び藤枝MYFCのクラブパートナーである明治安田生命静岡支社 藤枝営業所のご協力のもと市内契約者家庭への啓蒙活動を行っていただいております。
具体的には、お手元に防災リーフレットが届いたことの確認と防災に備えた準備、補助金制度の周知等が目的で、詳しくは市担当課へ誘導されます。

■防災授業
藤枝市と連携し、市内小中の代表校にて防災授業を行いました。東日本大震災当時Jクラブで選手として活躍し、現在は藤枝MYFCアカデミースタッフとして活動している養父雄仁が当時の体験から児童・生徒に向けてメッセージを送りました。
関連>>>【シャレン!】8/27 養父コーチ防災授業実施レポート

クラブからのメッセージ

藤枝MYFC 養父雄仁(クラブOB/アカデミースタッフ)
「私は現役時代、東日本大震災を羽田空港で経験しました。その時私は、これまで幾度となく行ってきた防災訓練の知識を役立てることができず動揺し、いかに備えることが大切かを痛感しました。今回、東海地方の6つのJクラブが力を合わせて発足したソナエル東海。藤枝MYFCは備える準備の重要性を子どもたちに伝えることからスタートしました。皆さん、備える、を一緒に楽しみましょう。」

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